こんにちは!和田優希です。
最近北海道に引っ越しました!
自然豊かで四季の移ろいが素敵なこの場所で、気象予報士の仕事を始められることを嬉しく思います。精一杯がんばります☀
前回の記事から少し時間が経ってしまいましたが、デンマーク通信の続きを書きたいと思います。
今回のテーマは・・「自然」!!
私はデンマークの中でも田舎にある学校に通っていました。
朝起きてから夜寝るまで、1秒たりとも同じ顔を見せない素朴かつ壮大な自然に囲まれて過ごしていました。
1人では抱えきれないぐらいの喜びと新鮮な学びを、写真と共にお裾分けします!
こちらは、早朝に学校周辺を散歩していた時の写真です。

道の向こうに白い何かが見えますよね?
朝霧です!この頃は4月初旬で昼夜の寒暖差が大きかったので、晴れの日はほぼ毎日出ていました!
そして近づいてみると・・

草原に広がる霜!朝日に照らされてキラキラと輝いていました。

霧によって散乱する(チンダル現象ですね!!)朝日の光も美しすぎて、これを見るために毎朝早く起きていました笑
続いて日中です。
私はNature&Kayakという授業を取っていたこともあり、週に3〜4日はほとんど森や海や草原にいました。
海岸沿いをずーっと歩いて辿り着いた場所で木に抱きついたり、

丘に登って景色を一望したり、

サウナと冷たい海を行き来するという北欧らしいことをしたり、

湖に入って生態系を調べたり、

マウンテンバイクで140km走ったり、

カヤックで遠い島まで出かけたり、、、

ちなみにこの後ろの崖では過去に地すべりが起きたらしいです。そのような所が何箇所もあって、それらを間近で見るのがとても新鮮でした。
カヤックで大海原に出ると、海に対して自分があまりにも小さくて、自然には到底抗えないなと身をもって感じました・・
そして夕方から夜!いうまでもなく「絶景」です。







あまりにも美しすぎて、毎晩半泣きで景色を見ていました笑
デンマークは緯度が高いので、夏はとても日が長いです。
23時ぐらいまで薄明るくて3時ぐらいからまた明るくなりはじめます。
なので、夜の20時頃に夕焼けを見に海辺へ出かけたり、そのあと帰ってきてからサッカーをして遊んだりと、すっかり時間を忘れてしまうぐらいでした。


また、学校の先生と雑談している時に「There is abundant nature in the earth. We can live because of it. If nature died, we would not be able to live anymore. Of course, there would be no “economy” in such a world. So the environment is the most important.」(地球には豊かな自然があって、そのおかげで私たちは生きられている。もし自然が死んでしまったら私たちも生き続けられない。もちろんそんな世界には「経済」なども存在しないよね。だからこそ自然環境は最も大事なことだと思う。)と言っていました。
そしてこれは、どこで何をしている人かに関わらず、政策を作る人たち(政治家など)も当たり前にこの価値観を持っているということでした。
デンマークの豊かな自然を味わい尽くした私は、この話を聞いてとても納得できました。
「経験」が「納得」を作るのかもしれないと感じています。
だからこそ、私は日本にもある豊かな自然の魅力を最大限に発信したいし、気候変動問題や環境問題などに対して、「経験」から得られるプラスの感情から、様々な環境政策に対して「納得」が増えるような道筋も模索していきたいと思います。

つい長くなってしまいましたが今回のブログは以上です!
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます!!

国連気候変動枠組条約第29回締約国会議(COP29)に
Climate Youth Japanの代表として出席
その経験から過去にBS朝日の
「地球クライシス 第11弾 気候危機 転換への道しるべ~2030年まであと5年!人類の現在地とは!?~」にゲスト出演
和田 優希 (わだ ゆき)
吹奏楽歴は13年目です!
カヤックやマウンテンバイクも乗りこなします!