【前田 智宏】防災気象情報の意見交換会

台風や大雨などから身を守るために発表される「防災気象情報」。警報や特別警報などが思い浮かぶ方が多いと思いますが、その制度が来年度大きく変わる見通しです。新たな体系の整備や、その制度を広く知れ渡らせるための準備が進んでいる中、広報資料や説明資料をめぐる意見交換会が6月上旬に気象庁本庁で行われました。(京都大学防災研究所へ派遣中の気象庁職員が研究の一環で企画・実施)

南気象予報士事務所からは、NHKの「おはよう日本」に出演している渕岡友美と近藤奈央、そしてNHK熊本放送局の「クマロク!」に出演中の結城弘汰が参加しました。また、代表の南利幸もオンラインにて参加しました。
今後の施策に生かしていただくため、気象キャスター目線での意見をお伝えできたと思います。仕事のタイミングや地域がバラバラでなかなか実際に対面できないメンバーで顔を合わせるいい機会にもなりました。

様々な防災気象情報が出され、ややこしい、よくわからない、と思っている方も多いと思いますが、いかにわかりやすく伝えるのか、いかにして迫りくる危険について実感をもっていただくのか、私たちも日々考え続けています。新たな制度に移行してからもしっかりと対応できるよう、事務所所属の気象予報士みんなで学びを深めていきます。

参加したメンバーからのコメントです。

渕岡 友美
気象庁の皆さんや予報士仲間たちと直接話し合える貴重な機会でした。新たな防災気象情報の運用に向け、鋭意尽力していきます!

近藤 奈央
今回気象庁の方々と直接お話しすることができ、有意義な時間を過ごせました。新しい防災気象情報を今後どう伝えていくべきか、深く考えるきっかけになりました。

結城 弘汰
今回、貴重な機会をいただきました。気象庁の担当者と意見交換をさせていただき来年度に向けてどのように情報を伝えていけばよいのか考えることができました。今後もなにかお役に立てることがありましたら貢献していきたいです。