【松田 貢児】九州男児の関西通信(室生寺・長谷寺編)

近畿地方は6月4日(速報値)に梅雨入りしたものの、10日以降は梅雨前線が沖縄付近に停滞し、梅雨の中休みが続きました。
梅雨が休んでくれている間に関西通信をと思い、今回は前から行きたかった奈良の室生寺に行ってきました。

6月13日の早朝、新大阪駅から室生寺へ出発。
新大阪駅から室生大野口駅まで電車で1時間半、そこから室生寺までバスで30分かかります。

室生寺は、かつて高野山が女人禁制だった頃から女性にも門戸を開き受け入れてきたため、別名「女人高野(にょにんこうや)」と呼ばれています。ジェンダー平等、男女共同参画、多様性社会の先駆けだったんですね。

女人高野と呼ばれているだけにバスに乗ると、まー山、山、山、たまに川という秘境。
ようやく室生寺近くのバス停に着いて交通系ICカードをかざすと、残額450円!あっ、チャージするの忘れた、帰りどうしよう。
えーと(室生寺近くのコンビニ)検索っと・・・ない!
あるわけない!女人高野にコンビニなし。
まー何とかなるだろうという長崎伝統のお菓子「桃カステラ」くらいの甘い考えで、とりま室生寺に入山。

太鼓橋を渡って、仁王門を通り過ぎると、バン字池のあじさいや、傘とのコラボあじさいが本当に綺麗でした。

登る途中の金堂や本堂も激シブでしたが、石段の上にそびえる日本で最も小さい国宝五重塔は写真映えします。

さらに奥の院へ続く石段があるけど、これ何段あるのよ。一緒に登っている人が「絶望やん」とつぶやいていたので「絶望の石段」と呼ぼう。絶望の石段を汗だくになりながら登り頂上の奥の院に到着すると、何とスポットクーラーなるものが。

スポットクーラーは部屋ではなく、人がいる一部の場所を冷やすもの。
しかもこのスポットクーラーは、オゾン層を破壊しない冷媒(ガス)を使っているそうです。
まさか室生寺がオゾン層の事を考えていてくれたとは。環境にも優しい室生寺ありがとう。

室生寺の近くに行きたかった所がもう一つありまして、それが大野寺の弥勒摩崖仏です。
宇陀川の対岸に忽然と現れる摩崖仏の高さは約14m、奈良の大仏の像の高さが約15m、初代ガンダムの高さが18mです。目安にして下さい。

拡大するとわかりますか?しかし、どうやって彫ったんですかね。昔の人はすごい!

室生大野口駅に戻って、無事に交通系ICカードをチャージできたので、ついでに長谷寺にも行きました。

鎌倉にあじさいで有名な長谷寺がありますが、「花の御寺(みてら)」と称される長谷寺が奈良にあります。
ここのあじさいも本当に綺麗でした。

ちなみに気象台ではあじさいの真の花を観測しており、奈良は6月2日でした。
真の花の説明は、辻村さんのブログを見て下さい。

ここにも石段が何か所もあり、長谷寺を周り終えたら生まれたての小鹿のように足がガクガク震えてきたので、有名な草餅だけ食べて帰りました。

では最後に一句、

どこにでも
あると思うな
コンビニは

九州男児の旅は続く。

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松田 貢児(まつだ こうじ)
元福岡吉本のお笑い芸人 ニックネームはキビさん
マイブームは 関西ぶらり旅